■CROSS:クルスの歴史
十字は、キリスト教の主要なシンボルとなっていますが、初期のキリスト教世界においては当然のこと、六世紀頃までは、十字の図像がキリスト教のシンボルとして、現在のように頻繁に用いられることはありませんでした。しかも、この十字の図像は、キリスト教が成立する以前から、ヨーロッパや西アジアにおいて、様々な宗教のシンボルとして登場していました。初期キリスト教徒たちは、それが異教のものであったために、排斥さえしたようです。
Cross:十字架は、太古の昔から、畑に立てられて、穀物をまもってきました。現代でも見られる案山子はこうした生贄呪術(その人形はその血が大地を実り豊かにすると考えられた聖王をあらわすものであった)の名残りでようです。また、十字の図形は男性の象徴としても用いられ、女性性器を表す円、または楕円形と合体した形で表せることもありました。それらの図像は、エジプトの「護符ネフェル」、すなわち至福の護符(性的調和の護符)に代表されます。同時に、古代ケルトの十字も、ヒンズー教にキアラクとして知られている性的一致を表すものでありました。
初期キリストの図像としては、十字架のキリスト像ではなく、仔ヒツジを連れているオシリスのような、またヘルメスのような「よき羊飼い」の姿がもちいられていたようです。十字の図像が、キリストの十字架の象徴として、信仰の公けのシンボルとして制限なく使われるようになったのは、コンスタンチヌス帝の時以降の4世紀からのことであると考えられます。しかし、後世になると、さまざまな十字の図像が、キリストの十字架を象徴するシンボルとして展開されていくこととなりました。そして、現在に至るまで、さまざまな十字の図像が混在し、使用されているようです。ギリシア十字架と言われる縦横同じ長さの十字架もあれば、X型の聖アンデレの十字架、かぎ十字架、グノーシス派のマルタ十字架、太陽の十字架(ヴォータンの十字架)、取っ手のついた十字架(エジプトの輪付き型十字架 ankh が発展したもの。ヴィーナスの十字架とも言われる)などがあります。
ラテンの十字架ではなくて、頭のないT字型の十字架をキリストの象徴形として用いた時期もあったようです。 この形状は、ドルイドから借用されたものであったかもしれません。彼等はオークの木の枝を払って、2本の大きな枝を先端につけ、それで人間の腕を表したT字型十字架をしようとしていました。そして、T字型十字架は、ラテン十字架に取って代わられた後、キリスト教世界においては、一般的に聖ピリポが掛けられた十字架であるとされました。ピリポはフリュギアでT字型十字架に掛けられたと考えられていました。
西暦328年には、イエスが掛けられた十字架が発見されるという出来事があったようです。史実のほどは明らかではありませんが、そのような重大事件であるにもかかわらず、公式の形で記録されることはありませんでした。伝説によると、アフロディアの神殿で3本の十字架が発見されましたが、どれがキリストが掛けられた本物の十字架で、どれが2人の盗賊が掛けられたものであったか解りませんでした。そこで、死体を運び込み、3本の十字架の上に順に乗せていきました。本当の十字架の上に乗せられた死体は飛び起きて生き返ったといわれています。また、本当の十字架は「死に近づいている貴婦人」の健康を回復させたという話も残っています。
イエスが掛けられた本当の十字架が発見されたというニュースは、中世において、とてつもない力を発揮しました。それまでヨーロッパのさまざまなキリスト教会で、本当の十字架の破片であるとして、多くの破片が崇拝されていたが、十字架の発見によってそれらの破片が本物であるということになったからです。奇跡を行う十字架はあまりに多く存在していました。
十字架はエデンの園に「生命の樹」ともいわれています。生命の樹はアダムが飛び出して、太祖たちが順にそれを守り通した(大洪水のときにはノアの方舟に積み込まれた)。それは、救世主が現れたときに、彼を十字架刑にするためであったということのようです。グノーシス派ではそれに加えて、キリストの十字架はイエスの父大工ヨセフが組み立てたものであったというエディプス・コンプレックスなストーリーまでが作られることとなりました。更に、その十字架が立てられたのは、生命の樹がかつて生えていたまさにその場所であり、「生命の樹が十字架の木になったのであるから、死んでもまた蘇る」とさえいわれるようになりました。こうしたさまざまな逸話や伝承が、盲信的に、信じられ、キリストの十字架の歴史を彩ることとなりました。
しかし、十字の図像が、キリスト誕生よりもずっと昔から、またそれ以後も、その教えが伝えられていなかった種々のの土地すなわち、キリスト教世界の外においても、神聖な象徴として用いられられてきたことも事実のようです。ギリシャのパッカス、ティルスのタンムズ、カルデアのぺル、ノルウェーのオーディーンなどはみな、その信奉者にとって十字形で象徴されていました。しかし、重要なのは、最初の時代のキリスト教徒達が、異教の世界においてさまざまな形で知られ用いられてきた十字に図像をあえて「購い主の十字架」として宣言し、自らの信仰の印としていったことにあります。キリスト教における十字の図像は、キリストの十字架上の死がもたらす恵みを表すためにもちいられてきました。さまざまな十字の図像が、例え、キリスト教以外の宗教や信仰の対象としたシンボルとして用いられていたとしても、そのことが、キリストの十字架の異教性を立証するわけではありません。なぜなら、キリスト教の十字の図像はキリストの死が象徴化されたものであって、十字という同様な図像の間にいくらかの類似性が認められるにしても、そのことをもって、象徴的関連性があると断言することはできないようです。
It was written by CROW
■CROSS:クルスの象徴性
十字の図像とキリスト教における十字架の関連性については、『クルスの歴史』で考察しました。成立過程の異なるシンボルを一概に比較することはできないにしても、十字の図像が、様々な文化や宗教の中で、貴重なシンボルとして多用されていた事実は、否定できるものではありません。そしてまた、このことが、シンボルとしての十字の図像が、それぞれの文化の中で力を持った形状であったことを証明しているように思えます。
十字の図像は、インド、スリヤ、ペルシャ、ヨーロッパ、特にエジプトにおいて、後期石器時代から紀元前に及ぶ多くの時代の遺跡から、様々な形で出土されています。エジプトの象徴においては、Tの十字が一般的で、その形態は『エジプトの十字架』と言われています。エジプト人の間では、十字の図像は、神的なものと永遠の命のシンボルであったようです。古代エジプト人はT字形の十字架の上に、来るべき生命のしるしとしての円をつけて使用してました。この形は、クルクス・アンターサと呼ばれ、生命のシンボル(タウ)と永遠のシンボル(円)とを結びつけたものであります。タウがどのようにして生命のシンボルになったかは不明ではありますが、ファニキア人やアッティカ人にとっても、同様なシンボルが『聖なる知恵』という概念を意味していました。
十字の下に円が置かれた場合には、正統的な意味においての『善』を意味してたようです。このような円の使用法は、最終的には、心を象徴するようになっていきました。円や月形と絡ませて描かれている十字の図像は、古代の人々によって、天文学的なシンボルとしても用いられていたようです。イシス崇拝の銘板を見ると、イシスの姿は一方の手に十字架を、もう一方の手にはハスの種子を入れる容器を持った姿で描かれています。それらは男性生殖器と女性生殖器を表すもので、神的なものと永遠の命のシンボル、生命の誕生や再生の象徴として描かれていたようであります。ダミエッタ・ストーンには、「救世主プトレマイオス」という文字に続いて十字の図像があり、敬虐なるキリスト教徒の学者たちは、この遺跡から「やがてキリストがあらわれることを現実に予言したものである」と主張したことさえありました。
新大陸に乗り込んでいったスペイン人の征服者は、インカ人やアズテック人によってシンボルとされた十字の図像の存在を確認しています。このように十字の図像は、キリスト教世界における十字架以外にも多く見られ、人類の歴史において、古くから定着していた普遍的な図像であったといえます。それは多分、十字の図像が、4つの季節、あるいは、4つの方位を表す象徴であったからだとも考えられます。そして、古代から十字の図像には特別な力が感じられていたようであります。
古代ギリシャ・ローマの世界では、十字路はヘカテ・トレビアに捧げられていました。このヘカテは三相一体の女神ディアナの老婆の相を表す者であり、「十字路の神々」の母親でありました。旅人達は、ヘカテの三相の像に供物をそなえたといわれています。キリスト教以前のヨーロッパにおいては、人々は神々が介在すると考えられた十字路でひらかれる集会には、特別な意味があったようです。大地母神としての女神は、「自然法」の執行者であり、生誕と死をくり返す輪廻を司る創造女神であると考えられていました。そして、女性達は生まれたばかりの子を古代の女神に捧げることを習慣とさえしていたのでした。
また同様に十字路は、ヘルメス:Hermesにも捧げられていました。十字路のそばには、ヘルメス:Hermes信仰による男根柱像が建てられていました。これは、ヘルメス:Hermes信者が頭や胸に、ヘルメス:Hermesの聖なる数字「四」をつけていた故事によるものであると考えられています。ヘルメス:Hermesの十字の図像は、北欧のシンボリズムの中で、オーディンの絞首台の木とともに吸収され、長い間北欧の宗教要素として残されてきました。
これらのことが反映して、キリスト教社会においても、十字路は特別な空間としてとらえられるようになっていきました。十字路上の儀式は、異教徒による魔術とみなされるようになったのでした。古代の神々は悪魔とされ、集会の女神は魔女達の女王となり、『ソロモンの鍵』によると、「十字路は、静かに更けた真夜中、魔術行うためには最適な場所であったとされ、異端の者や、古代において信託を告げた人々の亡霊が、出没する場所」となっていったのでした。このようにして、昔は死者の霊魂を導く神であったヘルメスとカヘテも、かつて慈悲深く統治していたその同じ十字路上で、恐ろしい「魔術の神」になってしまったのでした。しかし、古代の人々が感じていた十字路の特別な力は、否定的に意味づけではあるものの、十字の図像が持つ力と共に、現代まで語り継がれることとなりました。
It was written by CROW
■CROW's CROSS
十字の図像を形成している「四」という数字の象徴的な意味づけも考察しておく必要がありそうです。「四」は宇宙の記号、創造の記号とされています。「四の完全性」については、ユング心理学の象徴性の中でも取り上げられています。チベットの「カーラクチャクラ(時輪)砂マンダラ」などを見ても解るように、マンダラにおいては、多くの場合、「四」が重要なモチーフとなって表され、円と正方形がその重要な構成要素とされています。「四」という数は「東・西・南・北」や「春・夏・秋・冬」などに見られるように自然界の法則や循環を示す敢然な数、完結する数とされています。キリスト教世界においても、三位一体に聖母マリアを加えて完全性を目指そうとした派がありますし、音楽では4小節がモチーフの基本(YOYが力説しろといってます)です。また錬金術も、「土・火・水・風」が四大元素です。「三」も宗教的な意味合いが強い数ではありますが、これはむしろ「四」という完全性に一つ足りないことから、統合を目指すダイナミックな数と捉えられていると考えることもできそうです。また、完全性や完結性を表す「四」が二つ集まって「八」になるとさらに強い力を表すことになります。このように「四」という数は世界中で共通して完全性完結性をを表す数字であり、自己の象徴のマンダラでも「四」という数が大切な数となってくるのだと考えることができそうです。
このようにcross:クルスは、十字架や十字路に見られる十字の図像としての宗教的な力、「四」という数字が象徴的に有するところの完全性・完結性を内包しながら、長い歴史の中で普遍的な力を備える形とされてきたのでした。
Crow's cross
Crow's crossは、キリスト教における十字架や他の文化に見られる十字の図像の持つ力と、「四」という数字が象徴的に有するところの完全性・完結性を備えた普遍的な形状を
REY(Vocal:ヴォーカル、ヴォイス・アレンジ)、
DEH(Bass:ベース、アレンジ)、
YOY(Keyboard:キーボード、アレンジ、作曲)
GUN(Drams:ドラム、リズム・アレンジ)
REY & DEH-YOY-GUNの4人に託します。
一つの基本フレーズが、それぞれの音質やアレンジによって個性的な表現のバリエーションを持ちます。
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■Shadow
N.01 SHADOW(作詞CROW:高橋秀幸)
(Ah……近づく幻影 so……漂う波に乗せて)
(Ah……忘れた想い so……微睡む風に消えて)
Ah……あなたと二人 歩いた途に 小さな野薔薇咲いて……
Ah……あなたと二人 隠れた森に まばゆい光零れ……
so……過ぎゆくときにも……すれ違う幻影が……微かな声で囁いて……囁いて
今は 遠くに消えた日々を 追い掛け いつも夢見た 想い出の中……
そして 近づく朝に包まれ 戸惑う ふと想い出す あなたの香りに誘われて……消えずに
そう このまま そばにいてほしい あなたの夢の中……消えずに
そう このまま そばにいてほしい あなたの香りに……
Ah……あなたと二人 昇った丘に 芽生えた緑揺れて……
Ah……あなたと二人 遊んだ川に ざわめく水面流れ……
so……過ぎゆくときにも……すれ違う幻影が……微かな声で囁いて……囁いて
今は 遠くに消えた日々を 追い掛け いつも夢見た 想い出の中……
そして 近づく朝に包まれ 戸惑う ふと想い出す あなたの香りに誘われて……目覚める
まばゆい光(の)踊る中 蒼い鴉が飛び立った
わたし独りを置き去りに……消えた……窓辺 夢の……余韻……残る……
Ah……朝の陽が昇って……帰って…………帰って…………帰って…………帰って…………
(……………………………………見てるよ………見てるよ………見てるよ………見てるよ)
今は 遠くに消えた……日々を いつも夢見た 想い出の中……
そして 近づく朝に……包まれ ふと想い出す あなたの香りに誘われて……消えずに
Shadow
Shadow
■Kaze-No-Oto:風の音
N.02 風の音(作詞CROW:高橋秀幸)
蒼ざめた 光さえ やさしく感じた
甘い香りに 誘われるままに 暗い星が……
今、ただ 君が そばにいて
花咲く丘 眠りにつく
想い出した あの日の夢
(wind・・・)
白い花 咲き乱れ 風に揺れてた
息をひそめた 哀れみの中で 見てた夢に……
今、ただ 君が 囁いて
甘い眠り 花に埋もれ
包み隠す 夢の続き
呟く 風の音 あの日の君と同じ言葉だけを
運んできて やさしく すり抜けてく 記憶が
遠のいていく景色に 息吹きかけて 想い出
「間奏」
今、ただ 君が 立ち去って
時を越えた 夜の名残
傾く空 いつも思う
呟く 風の音 あの日の君と同じ言葉だけを
運んできて やさしく すり抜けてく 光が
遠のいていく景色に 息吹きかけて 眩しい
■In Dream
N.03 IN DREAM-04(作詞CROW:高橋秀幸)
I'll dream 君と夢を見る はるか 遠く夢に見た
あした 来るはずの その日の事を思い出す
I'll dream それはいつの日か 夢で 見たことのある
はるか 遠き日の 舞い降りし君 語る朝 in dream
As the dream seen from time out mind
I remember that day You remember this day must come tomorrow And it's the dream
Forever I've seen Some day you'll see It's a thing in case An angel talks
果てしなく広がる 空 刻みつけ 今は ただ 静かに眠ってゆく
何処かにある夢を 探してゆけば
I'll dream I'll dream I'll dream The same dream with you
You'll dream 僕と夢を見る はるか 遠く夢に見た
きっと 来るはずの あの日のことを思い出す in dream
As the dream seen from time out mind
I remember that day You remember this day must come tomorrow And it's the dream
Forever I've seen Some day you'll see It's a thing in case An angel talks
いつか僕の夢を 見る 遠く微か夢に 見た
やがて 降り注ぐ朝 光の中で おもいだす
You'll dream You'll dream You'll dream The same dream with me
それは沈む陽を 浴びて 二人 誓った 日の
甘い 花の香を 吹きかけていく 風の中に
I'll dream I'll dream I'll dream The same dream with you
I'll dream I'll dream I'll dream The same dream with you
■止まったままの夢
N.04 止まったままの夢(作詞CROW:高橋秀幸)
曉にて駆けて 祈る言葉
甘い時間 巡り来る 苦い罪
止まったままの影 眠りに落ちないように
遅すぎた想い 告げる鐘
秘めた過去 語りつ告ぐ 星の声
凍ったままの風 空しく落ちてしまうよ
「間奏」
悲しみの彼方 消えた夜
暗い庭園 顧みる 薔薇の傷
湿ったままの月 滲んで傾き始め
思い出せない 記憶だけが通り過ぎてく 夜の中
空しい夢 見てたときの懐かしい日々 遠くて
「間奏」
思い出せない 記憶だけが通り過ぎてく 夜の中
空しい夢 見てたときの懐かしい日々 遠く・・・
かすかに震える 君の影
薔薇窓 映し出す 夜の華
止まったままの夜・・・風・・・時・・・
夢・・・
■Dear
N.05 DEAR(作詞CROW:高橋秀幸)
Dear・・あの想い出
Dear・・吹く風の中に
Dear・・君の詩が 聞こえてくる 記憶の海
消えてしまう朝 森は眠りにつく
Dear・・どうしてなの
Dear・・あの時の君は
Dear・・濡れた翼 空に広げ 飛び立つ朝
鉛色の雲 さよならも告げずに
Dear・・there is no image of you
Dear・・even on the surface of water
Dear・・I ヤm confused by noise of the leaf are moving find out your figure in it
carrying out your phantom
Dear my heat , dear my angel
悲しい願いを胸に抱き 流れ出す薔薇の涙
夢は覚め 時間が巡る微かな記憶に 君の名を まだ、呼び続けてる
Dear・・朝のいの祈り
Dear・・願いをかなえて
Dear・・君の姿 輝いてる 光の中
香り残る時 今 目覚め始める
・・・dear (そして・・・)
・・・dear (そして・・・)
my heart (今・・・ )
■花・・星・・月
作詞 Crow:高橋秀幸
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「前奏」
広い 草原に二人立ち あなたは話し始める 花・・ 星・・ 月についてね
けれど それは私にとって どうでもいいことなのよ 花・・ 星・・ 月については
解ってるわ どれもあなたの 微か記憶ね 夢のかけら
私に 聞かせて ずっと このままそばにいて お話の続き
そっと 心に響く あなたの夢の物語
淡く 体にしみこむ あなたの夢の香りが
青い 空に舞降りる あなたの夢の天使
大きな 瞳に 映し出された明日 きっと あなたに
「間奏」
そう 私に大切なの 遠くに見えるあなたのね 花・・ 星・・ 月についてが
解ってるの どれも私の 彷徨う心ね 夢の迷路
私に 聞かせて ずっと このままそばにいて お話の続き
そっと 心に響く あなたの夢の物語
淡く 体にしみこむ あなたの夢の香りが
青い 空に舞降りる あなたの夢の天使
大きな 瞳に 映し出された朝 きっと あなたに
「間奏」
Ah・・・Your tale of the dream sounds my heart quietly.
Ah・・・Your scent of the dream sinks into my body softly.
Ah・・・Your angel of the dream flies down from a blue sky.
Ah・・・Your angel carries a dream to you with the large wings.
■Coluleur
作詞 Crow:高橋秀幸
誘う眠りに見た夢は 空の果て 彼方へと
眩しい光(に) 縁取られ
星 さえ ブリューbleu ブリューbleu ブリューbleu……
虹 色 雲 影 見つめ
誘う眠りに見た夢は 薔薇の花 風に揺れ
漂う香り(に) 誘い込み
蝶 さえ ルージュrouge ルージュrouge ルージュrouge……
虹 色 花 影 香り
遠のく影 描いていく 初めての記憶
近づく影 描いていく 堕ちていく光……ブリューbleu ルージュrouge ブランblanc……
クルールcoluleur クルールcoluleur クルールcoluleur……
そっと 閉じた瞼の中 夢が融けて 崩れ落ちる幻
光 映す 瞳に
仕舞い込んだ華やかな夢が……
誘う眠りに見た夢は 満ちた月 張り付いて
醒めた光(に) 目を閉じて
影 さえ ブランblanc ブランblanc ブランblanc……
虹 色 月 影 ひかり
遠のく影 描いていく 初めての記憶
近づく影 描いていく 堕ちていく光……ブリューbleu ルージュrouge ブランblanc……
クルールcoluleur クルールcoluleur クルールcoluleur……
そっと 閉じた瞼の中 夢が融けて 崩れ落ちる幻
光 映す 瞳に
仕舞い込んだ華やかな夢が……
夢のお話し 想いの絵の具を……夢のお話し 想いの絵の具を……
夢のお話し 想いの絵の具を……夢のお話し 想いの絵の具を……
■THE FOUR SEASONS
作詞 Crow:高橋秀幸
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眩い木洩れ日の中 君と歩いたね
鳥たちのか交わす言葉(が) 遠く聞こえていたね
甘い香りは 微笑む光(を)つれて
輝く水辺に座り 君と話したね
初めから約束された 遠い夢との出会い
明るい日差し 爽やかな風(を)つれて
for ever ah……
あの日二人見た夢に いつまでも続いた想い出
あの日二人見つめてた星が 今 空にのぼ昇る
vo……デジャブー
赤く色づいた空に 君と誓ったね
昨日見た夢の続き(を) 明日に届けること
優しい風が 微かな寒さ(を)つれて
[間奏]
あの日二人見た夢に いつまでも続いた想い出
あの日二人見つめてた星が 今 空にのぼ昇る
vo……デジャブー
空に浮かぶ白い雪 君に贈りたい
今は傍にいなくても 何処かで見つめていて
乾いた寒さ 花の香り(を)つれて
for ever for ever あなたに for ever 巡ってくるから……
■ATONEMENT -贖罪ー
作詞 Crow:高橋秀幸
遠くまできた 眠る想い出の中 の 影
ふり返るとき かす微か(に)聞こえた声は 風 に
月呼ぶ 巫女の 醒めた行列に 巡る
花びら 蒔いた 白い手が踊り 始め
暗闇(に)泳ぐ 妖しい香りが 包み込み
近づいてくる 時が静けさの中 に 今
優しく触れた 頬を濡らす涙が 海 へ
恋しい 想い 旋律に乗せて 踊る
波の 襞に 刻まれた想い 浮かぶ
暗闇(に)泳ぐ 妖しい香りが 包み込み
果てない 想いが 消えゆく 記憶へ……
幻にも似た華やかな隊列 婚礼のような豪奢な隊列 だが、それは生贄の隊列
闇に浮かぶ艶やかな色彩は贖いの血にこそ相応しい
地表を彷徨う群衆の陶酔は凍ったままの沈黙を抱きしめて……
何処に向かおうとしているのかさえ知ることもない贖いの歩み
Ah ah……何処へ 帰る 何処へ 行くの……何処へ 帰る 何処へ 行くの
消え入りそうに 声が救いを求め 響 く
名も告げぬ朝 滑り落ちていく雲 ひか り
逃げ去る 時の 小さな羽ばたき 聞こえ
虚ろな 言葉 静寂の中に 消える
暗闇(に)泳ぐ 妖しい香りが 包み込み
果てない 想いが 消えゆく 記憶へ……
虚ろな霧の流れにも似た隊列 地を這う筏を牽いていく隊列 そう、それは生贄の隊列
松明の灯りに浮かぶ神官の衣の襞は贖いの死にこそ相応しい
乙女の腕に輝く黄金の鎖が滑り落ちていく時の予兆に繋がれて……
何処に向かおうとしているのかさえ知ることもない贖いの歩み
Ah ah……何処へ 帰る 何処へ 行くの……何処へ 帰る 何処へ 行くの
■裏切りの翼
作詞 Crow:高橋秀幸
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絶え間なく 襲ってくる 光の中で
ただ君に 跪き 裏切りの接吻を
偽りの影いだき 明ける空に 舞降りる
もう愛を 取り戻せない
黒い影が 運んでくる 幻 抱いて
もう君の 香りさえ 戸惑いの杯に
振り向いた悲しみが 暗い空を 照らすよ
もう涙 取り戻せない
呟く 小さな声で・・・ 夢見た 果てしない空・・・
大きな翼ひろげて こぼれる光浴びながら 飛んでゆく君のために・・・
今はただ 遠くから 見つめるだけで
まだ君の 想い出の 傷を持つ十字架が
忌まわしい幻影に 欠けた地図(を) 描き出す
もう夢を 取り戻せない
みつめる 濡れたひとみ瞳で・・・ 夢見た 果てしない空・・・
大きな翼ひろげて こぼれる光浴びながら 飛んでゆく君のために・・・
絶え間なく 襲ってくる 光の中で
ただ君に 跪き 裏切りの接吻を
偽りの影いだき 明ける空に 舞降りる
もう愛を 取り戻せない
■In Dream-04
作詞 Crow:高橋秀幸
I'll dream 淡い香り立つ
I'll dream 銀の羽根が舞う
I'll dream 微睡みに 滑り落ちていく 影が……
I'll dream 陽炎の中(に)
I'll dream 消えたはずの夢
I'll dream 霧の中 時の隙間から こぼれ落ち
The particle of shining storm 閑かに描き出す 忘られぬ 遠き日の面影
目を閉じて 抱きしめて 白く染まる 夢の香り
遙か空の彼方 から 夢に囁き かけ
頬を撫で 過ぎ去ってく 微かな風 記憶の奥に……
I'll dream I'll dream I'll dream the same dream with you
You'll dream 静寂の中(に)
You'll dream 眠ったはずの夢
You'll dream 空の中 雲の隙間から 舞降りて
The particle of shining storm 閑かに描き出す 忘られぬ 遠き日の面影
目を閉じて 抱きしめて 白く染まる 夢の香り
遙か海の彼方 から 夢に囁き かけ
貝殻に 秘められた 微かな風 記憶の奥に……
You'll dream You'll dream You'll dream the same dream with me
遙か時の彼方 から 夢に囁き かけ
想い出に 包み込む 微かな風 記憶の奥に……
I'll dream I'll dream I'll dream the same dream with you
I'll dream I'll dream I'll dream the same dream with you
■REFRAIN OF THE MEMORY
作詞 Crow:高橋秀幸
Come on and dance with your angel
Come on and dream with my angel
静かな光 降りそそ注ぐ 記憶の森・・・
Come on and dance with your angel
Come on and dream with my angel
ざわめく木々に 秘められた 風の記憶・・・
Come on and dance with your angel
Come on and dream with my angel
Come on and dance with your angel
Comm on and dream with my angel
Come on and dance with your angel
Come on and dream with my angel
■In Dream-01
作詞 Crow:高橋秀幸
いつか 君と夢を見る 遙か 遠く夢に見た
あした 来るはずの その日のことを思い出す
そして それはいつの日か 夢で 見たことのある
遙か 過ぎし日の 舞降りし君語る朝 in dream
[間奏]
果てしなく広がる空 刻みつけて 今はただ静かに眠るの 何処かにある夢探し
いつの日にか巡り来る あの日の森の中 in dream
[間奏]
いつか 君と夢を見る 遙か 遠く夢に見た
きっと 来るはずの あの日のことを思い出す in dream
[間奏部語り]
I'll dream the same dream with you, as the dream seen from time out of mind
I remember that day what must come tomorrow
And itユs the dream having seen someday
It is a thing in case an angel tells on that day
いつか・・・
■In Dream-03
作詞 Crow:高橋秀幸
I'll dream 淡い香り立つ
I'll dream 銀の羽根が舞う
I'll dream 微睡みに 滑り落ちていく 影が……
I'll dream 陽炎の中(に)
I'll dream 消えたはずの夢
I'll dream 霧の中 時の隙間から こぼれ落ち
The particle of shining storm 閑かに描き出す 忘られぬ 遠き日の面影
目を閉じて 抱きしめて 白く染まる 夢の香り
遙か空の彼方 から 夢に囁き かけ
頬を撫で 過ぎ去ってく 微かな風 記憶の奥に……
I'll dream I'll dream I'll dream the same dream with you
You'll dream 静寂の中(に)
You'll dream 眠ったはずの夢
You'll dream 空の中 雲の隙間から 舞降りて
The particle of shining storm 閑かに描き出す 忘られぬ 遠き日の面影
目を閉じて 抱きしめて 白く染まる 夢の香り
遙か海の彼方 から 夢に囁き かけ
貝殻に 秘められた 微かな風 記憶の奥に……
You'll dream You'll dream You'll dream the same dream with me
遙か時の彼方 から 夢に囁き かけ
想い出に 包み込む 微かな風 記憶の奥に……
I'll dream I'll dream I'll dream the same dream with you
I'll dream I'll dream I'll dream the same dream with you
■In Dream-02
作詞 Crow:高橋秀幸
いつか 君と夢を見る 遙か 遠く夢に見た
あした 来るはずの その日のことを思い出す
そして それはいつの日か 夢で 見たことのある
遙か 過ぎし日の 舞降りし君を 語る時
忘すれられぬ 想い出に 綴られた 遠き日の面影
いつの日か 巡り逢う 時が来ると 信じていた
夜と朝の隙間から 風に囁きかけ
忍びよる光浴びて 微かな声で 語り始める……
I'll dream
I'll dream
I'll dream the same dream with you
いつも 君の夢を見る 淡く 微か夢に見た
きっと 来るはずの あの日のことを思い出す
忘すれられぬ 想い出に 綴られた 遠き日の面影
いつの日か 巡り逢う 時が来ると 信じていた
夜と朝の隙間から 風に囁きかけ
忍びよる光浴びて 微かな声で 語り始める……
I'll dream
I'll dream
I'll dream the same dream with you
夜と朝の隙間から 風に囁きかけ
忍びよる光浴びて 微かな声で 語り始める……
I'll dream
I'll dream
I'll dream the same dream with you
■冬の日
作詞 Crow:高橋秀幸
浅い眠り 夜は仮面つけて
足音を忍ばせ 微睡む君への接吻
頬をつたう涙 遠く夢見てる
君はまだ 霧の向こう 目覚めないで 悲しみの空
蒼い夜に 誘惑の涙が
夢に描き出した 汚れた偽りの幻
雲の中の過去を 手探りしてる
君はまた 虚ろな夢 忘れられず 哀れみの雲
書きかけの 物語 消し忘れた
窓の外 ふる雪が暗い景色 照らし出す 薄明かりに 涙が 滲んだ
冬の日の出来事は
導く 星を遠く見てた日に 感じた 孤独な螺旋階段 巡りゆく 足音をお追いかけてくるよ
暗い空の 星に現れた
時を償う朝 誘う初めての光
まだ見たことのない 広い世界に
君はもう 一人向かい 呼んでいるよ 西の空へと
約束の 物語 書き続けた
窓の外 ふる雪に白い景色 映し出す 微笑む空 光が 溢れる
冬の日の出来事は
導く 星を近く臨んだ日に 感じる 輝く螺旋階段 巡り会う 幸せを追いかけていくよ
その涙 微笑みに替える朝
■Deep Sleep
作詞 Crow:高橋秀幸
夜の羽根 濡れていく 静かなこの路に
星の光に照らされ 雪が舞降りてくる
遠い夢 追い求め 眠った草原が
あの日の想い出 隠し 白く染められていく
暗い夜にも 輝いていた君
Even at a dark night youユre shining
ぼくを照らして・・・・
深い眠りに 目覚めないままでも
Even if Iユm in deep sleep
ぼくを見つめて
「間奏」
錆び付いた 扉 開け 忘れ去る涙が
凍り付いた愛と溶かす 生まれ落ちた想い出
暗い夜にも 輝いていた君
Even at a dark night youユre shining
ぼくを照らして・・・・
深い眠りに 目覚めないままでも
Even if Iユm in deep sleep
ぼくを見つめて
夢を越えて 変わらず For ever ぼくを支えて・・・・
■かりそめの夜
作詞 Crow:高橋秀幸
かりそめの夜 静かに更けて
よろめく希望 黒く染まる
夜の帳は 全て隠し 悪意に満ちた月よりも なお重い
しかめつらした 暗い空には
凍り付くような 星の翼
月に仕えて 何も言わず 刻み込まれた幻の中へ 逃げ込んだ
「間奏」
羽ばたき止める 鳥のように
息を潜めて 呟く声
死んだように 静かな夜 夢と同じく儚い身が 散っていく
微かな音立て 崩れ去る
忘れられぬ夢が 残るだけ
■ずっと このままずっと
作詞 Crow:高橋秀幸
CALL ME 今 夜に浮かぶ 悲しく醒めた想い
CALL ME まだ あの日の想い出聞かせて欲しい
そんな私 見つめ……語る貴方 消えた窓辺に 星がまたたく 永遠の空から 夢の中
KEEP ME 今 夜を包む 深く秘めた想い
KEEP ME そお あの日の想い出返して欲しい
そんな貴方 思い……出したわたし 消えた窓辺に 星がまたたく 永遠の空から 夢の中
「間奏」
HOLD ME 今 夜に沈む 甘く疲れた想い
HOLD ME そお あの日の想い出描いて欲しい
そんな二人 既に……過去となった 消えた窓辺に 星がまたたく 永遠の空から 夢の中
ずっと 何時までも忘られぬ思い出に
そっと 抱かれた貴方の温もりが
いつかきっと会いに来て ね そしてわたし連れてって
淡い 貴方の夢の中
「間奏」
遠い 遠い空の向こうから来た貴方がそばに舞降り
甘い 甘いお話し聞かせて
諦めかけた夢だけど 諦めらめぬ夢だから 何時も傍で変わらぬ夢見せていて
ずっと このままずっと
そっと 抱かれた…… 温もりが
「間奏」
TAKE ME 今 夢に遊ぶ 涙に暮れた想い
TAKE ME もう あの日の想い出忘れて欲しい
何時も二人 だけの……交わす言葉 消えた窓辺に 星がまたたく 永遠の空から 夢の中
ずっと このままずっと
そっと 抱かれた…… 温もりが
ずっと このままずっと
そっと 抱かれた…… 温もりが
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■Write Concept
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癒し、夢、そして天使.......
[heal](癒し)生活のあらゆる範疇で、「癒し」という言葉に触れないで過ごす日がほとんどないように、今や「癒し」は、すっかり日常的で、大衆的な社会現象になりました。実体としての今日的「癒し」は、人間生活における心身の断片的な修復や、修正として、やや浅はか意識の中で消費されているに過ぎないようにも思われます。
もともと[heal(癒す)]という動詞には、[to make whole=全体を作り上げる=全体制の回復]という意味がありました。「癒し」は、人間の生の全体制に関わると共に、自己の世界と自然や宇宙との繋がりを思考するものでありました。確かに「心に優しい癒しの、、、」といった謳い文句に始まる音楽を耳にしたところで、瞬間的な緊張緩和や精神安定は享受できるものの、本質的に癒されることはありません。自己の全体制は、受動的・消極的で浅薄な優しさで回復できるものではないのです。現実的な課題から逃避するための今日的な「癒し」は、刹那的な欲求に答えることができても、本来の「癒し」の役目は果たせないのです。
古代ギリシャ時代、ホメロスによって「比類なき医師」と呼ばれた医術の神であるアスクレピオスは、「傷を負わせたものが、癒しを行う」というアポロンの神託のもと、自らが傷を受けることによって、癒しの術をケンタウロスの神キロンから学ぶことになりました。そして、このキロンもヘラクレイトスの毒矢によって癒しがたい傷に苦しみ(passion)ゆえに癒したり得た一人でありました。また、アスクレピオスに神託をもたらしたアポロンは、「神託の神」であると同時に、「毒矢で疫病を送り込む神」として恐れられる一面を持っていました。
このように「傷を受けるもの」と「癒すもの」の関係はイエス・キリストにも象徴されるように、今日的なソフトで耳障りのよい刹那的な「癒し」とは異なります。イエスにおいても十字架の受難(passion)があってこそ、人々を救剤するメシアにとなり得たのでした。私たちが、現在享受している社会現象としての「癒し」は、本当の意味での「癒し」の時代を告げるものではなさそうです。
[dream]古代ギリシャのヒポクラテスは、人間の身体を宇宙というコスモスに存在するひとつのミクロコスモスとして捉えようとしました。宇宙=自然は、火と水から成立し、火は運動を起こし、水はその運動を養うと考えました。そして、この両者のバランスの中でコスモス(宇宙=自然=身体)は、共振しながら存在していくという宇宙観・身体観を持っていました。また、身体(ソ−マ)の原核は魂(プシュケー)であって、魂は身体に遍在していると考えていました。そして、ヒポクラテスは、この魂と身体が、単にニ元論的に想定されていたのではありませんでした。従って、身体の癒しは、そのまま魂の癒しでありますし、逆に、魂の癒しは、そのまま身体の癒しでありました。
アスクレピオスも、夢の中で病気を治療したという逸話が残っていますが、ヒポクラテスにあっても「夢」は、医学上重要なテーマであったようで、「養生法」の第四巻は、「夢」の話で占められていました。そこには、「夢」における、魂(プシュケー)と身体(ソ−マ)との関係が象徴的に描かれています。ヒポクラテスにあって、夢の中で目覚めている魂こそ、「癒し」つまり人の生の全体制を回復する機能を持つものとされていたのでした。
[angel]ルドルフシュタイナーは、「天使の仕事は、寝入ってから目覚めるまでの人間の眠りの状態の中に見い出すことができる」と考え、眠りの中、アストラル体を媒体にして行われる天使と人間の密接な関係によって、隠されている神性を見つけだすことが大切であると繰り返し述べました。人類の歴史を振り返ってみれば、今となっては神話やメルヘンの片隅に追いやられた観のある天使の存在は、少なくとも古代ギリシャ以降の思想史の流れの中で極めて重要な役割を果たしてきました。そして天使は、それぞれの人間が本来共有している「進化」を見守り、励ます存在であると考えられます。
本来の「癒し」は、天使との関係の目覚めによる、「進化」と「自己実現」という人の生の目的回復によって達成されるものと考えます。受動的・消極的で浅薄な今日的「癒し」から、自己の全体制を回復する能動的・積極的な「癒し」の獲得は天使との対話の中から生まれるのではないでしょうか。
CROW:高橋秀幸
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■Music Concept
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そして振り出しに戻って.......
今回のアルバムは、僕自身としては実質上、10年振りの音楽制作となります。途中何度となく、話が立ち上がっていたものの、流れてしまったり、また、日々追われる仕事にかまけて話を置き去りにしてしまったり、「音楽をやっていたのは、過去のこと」と、今ひとつ、のめり込めない自分がいました。
そんなある日、彫刻家・高橋秀幸氏の書きかけの小説に「メロディーを付けたんですけど」などと、いわば社交辞令のような内容を添えてデモテープを送ったのがREY & DEH-YOY-GUN with CROWのCD制作のきっかけになりました。高橋さんから「シングルよりは、絶対アルバムだね。佐藤さんは、ブランクは長いだろうけど、もっと音楽が出来ることをアピールしないといけない...」という感じで、一挙に話が立ち上がったわけです。その後は高橋さんと僕の暴走デュエット(笑)。数週間後には今回のアルバム用10曲のモチーフが出来上がりました。ホント、あの人の想像力、執筆、バイタリティには脱帽モノです。。。
とにかく、高橋さんは、40才を過ぎた僕に、再び熱いアーティスト魂を注ぎ込んでくれるきっかけを与えてくれました。高橋さんからの後押しがなければ、僕もポジティブな姿勢がとれなかったはずです。とても深く感謝しております。
さて、10年振りの音楽制作とは言っても、強力なメンバーにサポートしてもらえるし、みんな気心知れてるメンバーなので、何の気負いもなくCD制作に臨めました。今回はアルバム用に書いた曲は30にのぼります。大半の曲は、習学としてとりこまれ、消えていきます。あえてたくさんの曲を書いたのは、今までの自分の“消化した音楽”を今回のアルバムを通じて総括的にまとめてみたかったからです。また、馴染み深い自分のオリジナルが、アクの強いメンバー(?)と一緒にやると一体どんな音になるのか期待が持てたからでしょう。
そして、案の定、みんなたっぷりと佐藤オリジナルに“毒”を盛りつけてくれました(笑)。それは、共同プロデュースをする高橋さんの狙いでもあったのですが、この毒が僕のオリジナルのスケールを拡張してくれたのはまちがいありません。レコーディング当初は、正直言って、“なんか違う...”“もう少しどうにかならないものかな〜”などと、自分の音に凝り固まっていた面もあったのですが、それも束の間、みんなの音が重なるにつれて、それぞれ違った視点やセンスで僕の音楽を膨らませてくれているのがわかりました。僕が当初イメージした音よりも「迫力はより過激に」に、「静けさはより耽美的に」に、「モダンさはよりシュールに」に、彩られたニュアンスです。また、僕自身アルバムとしては出来過ぎといっても過言でない自信作に仕上がったと思っています。ぜひ一人でも多くの人に聴いてもらいたいと願っております。
YOY:佐藤陽吾
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